ごあいさつ
北関東支部長 梁 守武
「中国武術が日本に紹介されてから長い年月が経過していますが、日本武道などに比べるとまだまだ一般に普及しているとはいえません。相手に触れずに「気」で倒すといった荒唐無稽な内容や、健康体操としての「太極拳」と混同されることはなくなりましたが、中国武術にはそれぞれ戦い方が異なるたくさんの門派があることはまだまだ知られていません。当支部ではそれらの中からいくつかの代表的な門派を中心に、中国武術全般について広く普及啓発を行っていきます。」
なお、当会は「古義の伝統武術の保存と継承」を目的としている「私学校龍珉楼」の外郭団体です。
経歴
- 主催者略歴
- 10代から空手の修行を始め、20代で国際空手道振興協会で師範代を務める。第1回全日本跆拳道選手権大会で優勝するなどしていたが、中国武術家である私学校龍珉楼館長・呉伯焔老師と出会い、立会いの結果完敗してその門下に入門。以来、形意拳を中心に蟷螂拳や永春拳、八極拳ほか各門派、日本古武道等を修行し、現在は私学校龍珉楼第7分館長として古義の中国武術等の教授をおこないつつ、自らも研鑽中。尚雲祥派形意拳第四世。古流剣術鐵心武宗流道統第九代。
指導方針
日本功夫協会北関東支部では、中国拳法に共通する基礎的な技法や鍛錬法(錬功法)について、体力や年齢・性別など各個人の素養や修得段階に合わせて、丁寧に分かりやすく指導します。それぞれ特徴のある各門派の基本技法を通じて中国拳法がどの様なものかを理解し、無理なく身につけていくことを目指していきます。